2007年12月04日
ヤクシカの動画
いや〜、寒いです。
雰囲気が暗いです。
ストーブ全開です。
南はあったかいのだろうか・・・?
先日、テレビの取材があったのですが(ミクシーでいろいろ書きましたが)、
『うえださんにとっての屋久島とは?』
という質問に、
『修行の場です。』と答えたのです。
他の島民のことはどうだか知りませんが、
僕にとっては修行の場です。
で、冬はますます厳しい修行となるのです。
べつに座禅を組むわけでも、滝に打たれるわけでもありませんが、
自然以外に何もないこの環境で、
いかに良い心の状態でいられるか・・・。
移住して7年ともなると、相当マンネリ化しているので、
周りの自然の風景に感動する
機会もめっきり少なくなってしまいました。
『心のありかた』が問われるのです。
人間としてどういう行き方が正しいのだろう?
たえず疑問があります。
宗教的には『欲を捨てろ』っていうのかもしれませんが、
僕としてはどうも受けいれられません。
欲をなくして仙人のように生きられれば楽になるのかもしれませんが、
そもそも楽になることが正しいのか?
僕としては、『欲』にも何か意味があるから
備わっている感覚だと信じたい。
心や感情も楽に生きるにはむしろ邪魔。
なのにあえて存在するというのは、
意味があるからこそ・・・と信じたい。
といことは、苦悩することこそ意味のある生き方なのか?
苦悩があって当たり前・・・くらいに思ってれば
少しは気が楽になりますね。
(追記)
でもよくよく考えたら、世間のサラリーマンの人達から
比べたら、僕の苦悩なんて苦悩の内に入らんだろうな。
贅沢な悩みって範囲だな。
動物には、人間ほどには心も感情もないでしょう。
だから、生きることに疑問も無いのかもしれません。
楽に生きるということは、動物に近づくってことなのかもしれません。
だったら僕は悩んでもがき苦しんでいたいな。
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