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縄文じいさんの屋久島日記

2005年7月以降の日記

2005年 6月の日記

28 新作のタイトル決定
27 本日の風景
26 昨日の写真です。
17 梅雨ですが、雨は降ってません。
10 田んぼの風
08 本日の空と宇宙?
06 絵の完成
01 制作中

2005年 5月の日記

27 寺田屋、屋久島たんかんでかプリン
26 永田の夕暮れと変化の途上
25 屋久島一周
19 永田港
18 花が満開その2
17 花が満開

2005年 4月の日記

27 久々に永田を散歩
21 英雄の死
19 小杉谷の夢
11 太鼓岩に行ってきました。
03 今日は写真だけ。

2005年 3月の日記

31 さくら満開と屋久島合併問題
29 ガイアの夜明けとジェネレーションY
18 無題
10 雨の日
09 空の日
07 無題
04 るるぶ2005年度版

2005年 2月の日記

28 ミーと屋久島の近況報告
27 プレゼント企画
26 H2Aロケット打ち上げ
23 今日は写真だけ
22 わびしさと僕の写真の関係
21 節約生活
18 雨でうんざり
16 いつもカメラ片手に・・
15 
14 バレンタイン
13 HP開設3周年
10 ヤツの元では・・・
09 いつかどこかで見た記憶の世界
08 夕焼けフラッシュ
05 優しい時間

2005年 1月の日記

29 久々の快晴
26 流木アート
24 朝焼け
23 オレンジデイズ
21 闇の中の光
19 ミーとねこ石
17 宮之浦の朝焼け
16 久々のプレゼント企画
15 屋久島で暮らすには・・
11 リニューアルアトリエ縄文じいさん
04 愛子岳

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2005年3月29日 

ガイアの夜明けとジェネレーションY


久しぶりの日記の更新です。
あまり書くネタがないというのもありますが、それ以前に、創作に関してまったくやる気が
沸いこないというのが正直なところです。

毎年、今の時期は同じような傾向になるかな。

ほとんど無収入に近い2月を過ぎて、ぼちぼち経済活動が始まるものの、なんとか投資
した経費を早く取り戻したいという想いが強すぎて、気疲れしてしまうのです。

何の収入にもつながらない日記の更新なんて、バカバカしくてやってられない・・と、ふて
腐れるのも今の時期です。
でも、そんな自分を客観的に見るもう一人の自分がいて、損得勘定してしまう自分は、
なんとせこい人間なんだろう・・と、落胆しつつ、いや、もっと心の大きい人間になろう・・と
自分自身と格闘するのも、また、今の時期なのです。

この微妙な心理状況をわかってもらえるかな・・。

もう少し楽天的な性格だったら気楽に楽しく過ごせるんだろうけど、人の性格なんて、
そう簡単には変われないですね・・。
10年間もサラリーマンをやってたもんだから、何の保証もない今の生活を安心して過ごす
ために、経済的なことにはかなり神経質になってしまいます。

さてさて、話は変わりますが、僕が特に好きなテレビ番組は、「情熱大陸」と、日経スペ
シャルの「ガイアの夜明け」です。

「ガイアの夜明け」を先ほど見終わったところです。日経ということですから、当然、経済的
な視点での番組なのですが、「ガイアの夜明け」のおもしろいところは、経済活動の行われ
ている現場での、「人々の知恵と頑張り」が表現されていることです。

都会だからといって、簡単にお金が稼げるわけではありませんね。
みんな知恵を絞って、努力を重ねてるんだなぁと、心底励まされる想いで見ています。

今回のテーマは、出版業界の話でした。

小説なんかも、今はぜんぜん売れなくて、どんどん右肩下がりの時代らしいですね。
芥川賞や直木賞だからと言って売れる時代ではないようです。

そんな中で、復活のカギを握っているのが、活字離れしているはずの10代、20代の
若い世代らしい。
本は読まなくても、パソコンや携帯の文章は読み慣れているということで、携帯で配信
されている小説をきっかけに、また本がその世代の間で売れるようになって来て、
そんな世代をジェネレーションYというらしい。

だから、出版業界では、今はジェネレーションYという市場に向けて、どんどん新しい
小説を作っているらしい。

今回の番組内容を見て、僕はちょっと悲しい気持ちになりました。
そのジェネレーションYと呼ばれる世代を、出版業界は「新たな市場」という言い方をしてい
るからです。

やはり企業となると、「金儲け」というのがつきまとうのでしょうか・・。

きっと若い世代は、今のなまぬるい社会の中で、自分の生き方を模索していて、必死に
何かを探しているのだと思いますが、その心理状況、弱みにつけ込んで金儲けしようと
している・・というふうに、僕には見えてしまったのです。

人の心をもてあそんでるみたい。

作家自身は、きっと純粋な気持ちで創作しているのでしょうし、大手出版社の編集者
も、きっといいものを作りたいという気持ちでやってはいるのでしょうが、買ってもらう
層の人達を「市場」という言い方になってしまうところに、その人達の置かれている
立場に悲しさと虚しさを感じてしまったのです。

便利な電化製品や、高性能なパソコンを大量に売る・・というのならまだしも、
小説は人の心を扱うものだと思うから、もっと別の言い方はできないものか・・と
思いました。
本が大量に売れたか、売れなかったが、成功したか失敗ひたかの評価になるのも
悲しいことです。

そんなに売れなかったとしても、読んでくれた人の中に本当に満足してくれた人が
いたとしたら成功だと思うのですが・・。
でも企業が入ると、そんなこと言ってられないのでしょうね。

上にも書いたように、当然、僕も金儲けして、生活が少しでも安定すればいいなぁとは
思いますが、僕の場合は、自分や自分の家族が、ほんの少しゆとりのある生活が
できるだけ稼げればいいや・・と思っています。

まだその域には達していませんが、大量消費の世界にいるよりは、ずっと自分は幸せかな・・
とも思いました。

Yoshiっていう人の、自費出版からはじめて、読者とコミュニケーションをとりながら
多くの人の間に作品が広まったというのは、僕が望む創作スタイルだったので、
おおいに励まされました。
賞なんかには全く興味ないと言っていたことや、専門家を通して世に出るものは、
表現が難しかったりして、素人には伝わりにくい・・と言っていたことにも共感しました。

僕も、美術学校には行ったものの、先生には評価されても、自分の友達や同世代や、
自分よりも下の世代に喜んでもらえないのは、なんとも虚しいものがありましたから。


 

本

 

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