屋久島で暮らすには・・
もう、毎日のように雨が降っています。
お客さんもほとんど来ないし、かと言って遊びに行くところもありません。
冬の屋久島は、とてもつまらないし、もし一人ぼっちなら、これほど辛い場所もありません。
下手をすると鬱病になってしまうほどですから。
よく屋久島に移住を夢見る人は多いですが、屋久島に住むには、それなりの才能が必要だと思います。
とにかく創作する能力が無いととても住んでいられません。
なにも絵を描いたり、物を作ったりということを言ってるのではありません。
生き方や価値観の追求だとか、子育ての追求だとか・・・。自分独自で何かをを追求していなければ、屋久島では暮らすことができないでしょう。
僕の言う「暮らす」というのは、「いきいきと暮らす。」ということで、ただ生きているだけ・・というのは意味がありません。
シーズン中の屋久島なら、自然豊かで楽しめることも多いでしょうが、それとて長年住んでいると、マンネリ化してその良さもわからなく
なって飽きてしまうと思うのです。
だから、自分で楽しみを作りだしたり、見つけだしたりできる才能が必要だと思うのです。
都会だったら自分は何もしなくても新しいものが次々と出てくるので、それを追っかけるだけでもそこそこ楽しめるのかもしれません。
僕も冬は都会の方がいいなぁと思ってしまいます。
でもやっぱり、トータルで屋久島で暮らす方がいいなぁと思うのです。
「退屈」を突きつけられる厳しさはありますが、それは屋久島に問題があるのではありません。
全て自分の中に問題があると思うのです。
都会だっtら、その問題に気付かずに日々をやり過ごせるのかもしれませんが、屋久島ではそのことを浮き彫りにされてしまいます。
そんな時はとても辛いですが、必死にどうすればいいのか考えるのです。
やっぱりお金が必要だなぁと思ったら、必死に働こうという意欲も沸いてくるでしょう。
自分で商売するのも創作です。どうやったらもっと稼げるか・・・。
どこに土地を買って、どんな家を建てようか・・。
これから、どんな作品を創ろうか・・・。
まだまだやりたいこと、目標が沢山あるから僕は大丈夫かな。