目指すところ
今日は比較的お客さんの多い日でした。
売り上げも少しはあったのですが、それで喜んでいてはいけません。
わざわざ足を運んでくれた方に、本当に楽しんでもらえたかが重要です。
グッズは買ってもらえても、5分から10分くらいで帰ってしまう人もいます。
僕としては、1時間でも2時間でもいてもらえるくらいの充実した場所にしたいですね。
それで、あ〜来て良かった・・って思ってもらえる場所にしたいのです。
もっと欲を言えば、屋久島に来て、一番印象に残った場所・・と言ってもらえるくらいにしたい。
正直なところ、以前は、お客さんが喜んでいたり、誉められても、さほど嬉しくはなかったんです。
もっと、自分自身の追求が重要で、自分が納得できた作品でなければ、喜んでもらっても意味が
ないと思ってたんです。
今も自分の追求というのは変わりませんが、もっと気楽になってきましたね。
自分の追求と言っても、何もしない自分の中には何もないという気がするし、そもそも人は、対象に
対して、どう反応するか・・。その反応の違いが個性のような気もする。
ず〜っと以前の削除してしまった日記に、人間は鐘のような存在だ・・って書いたことがあるけど、
外部からの刺激に対して、どんな音が鳴るか・・。
僕の場合、お客さんが来てくれることに対して、もっと楽しませたい。もっと釘付けにしたい・・という
音がなっています。だから、素直に、その音を、もっといい音にしていきたいですね。
僕も年をとったのでしょうか・・・。内側に向かっていた目が、外にも向かうようになったのかな?
しかしながら、今の場所では狭すぎるな。
もっと大きな絵を描いても展示する場所もないし・・・。
やっぱ、ちょっとした美術館規模だな。
で、民宿もかねていれば、気に入ってもらえた人は一晩中見ていたっていい。
本当の美術館は、閉館時間になったら出なきゃいけないし、好きな絵をコーヒーを
飲みながら・・なんてこともできないですからね。
あ〜、将来のビジョンはあるんだけどな。
先立つものがないとな・・。
やっぱ、世の中お金ですよ。
お・か・ね!