昨日、雨の中、アトリエにやって来た一人のお客さんは、20歳の女の子でした。
シンガーソングライターとのこと。もちろん、メジャーじゃないですよ。
(本人は歌やってます・・って言い方だったけど。)
なんでも、文化村センターで、はがきを見て、わざわざバスを使って来てくれたのです。
創作という共通点があるせいか、僕のひねくれた物の考え方にも、その裏に潜む想いにも理解をしめしてくれて、すっかり意気投合してしまったのです。
そこへ、雑誌社から、電話での取材です。こちらも若い女性です。(^-^)
先日、アトリエに来てくれたのですが、取材しきれなかったので、補足取材の電話でした。
いろいろ質問されて、まぁ、なんとか苦し紛れに答えたわけですが、横でその話しを聞いていた女の子は、「うんうん」と僕の考え方や思想に共通点を感じたようです。
で、どんな音楽をやっているのか訪ねたところ、静かな感じで、暗め・・ということで、それなら、僕の絵と合いそう・・ということで、いつかコラボレーションしよう・・と、話が盛り上がったのでした。
すっかり外は暗くなっていたので、外食ついでに宮之浦まで送って、手作りCDを一枚もらいました。
で、帰って、早速聞いてみたのですが・・・・・・・・・(・o・)
ビックリです。
まったくのプロ級だと思います。
メジャーでも、充分通用するんじゃないの?と思えるくらい・・・というか・・メジャーの中でも、実力派として通用するのではないかと思いました。
世界観も、少しもの悲しい雰囲気が、僕とピタリ一致します。
僕の写真の雰囲気。
マジ、コラボレーションできたらなぁと思いました。
そのためには、絵ではだめです。
映像です。やっぱり、僕はアニメーションをやるべき人なのだと思います。
その女の子と引きあわせてくれたことで、天からそう言われているような気がしました。
でも、創作と心中するくらいの気持ちでないと、その子とは対等になれないと思います。
どんなリスクを背負ってでも、もっと自分に正直な創作をしよう。
10月の横浜での個展で、あまり新作を披露できなくなるかもしれないけど、やっぱ、今やりたいことに時間を費やそう・・。
そう思うのでした。