只今、am4時55分です。
早起きではありません。まだ寝てないのです。
この深夜の時間って、なんか好きですね。
静かだし、いろいろ空想したり考え事したりするには、すごくいい時間です。
で、まだ途中なのですが、絵を逆さまにしてみました。
ふざけてるわけではないんですよ。
こうやって、いろいろ確認したりするんです。
人間が物を観るってのは、実に不思議ですね。
目に写った像を頭の中で、組み立てていって、その過程に経験なんかも考慮して観てるんですから。
目が物を観るというより、脳が観ると言った感じですね。
例えば、人間の形って、だいたい知ってるから、手や足が重なっていても、経験的に、どっちが手前だとか、脳が勝手に判断してしまいますよね。
でも、逆さまにすると、とたんに、経験が使えなくなってしまうので、何が描かれてあるかさえわからなくなる時があって、一瞬抽象画にも見えてくるし、目につくところも違ってくるんですよね。
デッサンが正確かどうかというのも見えてくるんですよ。
下の画像ではちょっとわからいかもしれないけど、逆さまにすると、服のしわがほんときれいに見えるんですよ。
他にも、デッサンの確認の仕方はあるのですが、秘密です。
下の画像は、まだまだデッサンがくるってるので、完成までまだ時間がかかります。
もともと理数系の人間なので、絵にも理屈を付けたくなるし、科学を持ち込みたくなるんです。
だから、味がある・・とか、いいなぁ・・だけの好みだけでかたずけられる絵画というジャンルに、物足りなさを感じてしまうんですよね。
あまり娯楽のなかった昔は、絵画の影響力ってすごかったのかもしれませんが、今はそうでもないですよね。
僕の思考回路に大きく影響を与え続けてくれたアニメーションのように、好みだけではかたずけられない、何か新しい価値観や、物の見方、空想の仕方など、人々に影響を与えられるような作品が作りたいものです。